会社員が副業で不動産投資を行う最大のメリットとは
副業で不動産投資を行う方が増えていますが、なぜ副業で不動産投資を選んだのでしょうか?
- 安定収入を得ることができる
- 老後の年金代わりになる
- 生命保険の代わりになる
- 売却益を得ることができる
- インフレ対策になる
- 相続税や所得税などの節税対策になる
など、様々なメリットが考えられます。
株式投資や投資信託などと比較すると、不動産投資は金融機関からの融資を受けて不動産を手に入れることができ、入居者からの家賃収入で借り入れの返済をします。
そのため、あなた自身の収入だけでなく、入居者からの家賃により資産形成できるため、少ない資金で大きな資産を早く手に入れることができるのです。
手に入れた資産を担保に融資を受けたり、売却することにより一時金を手に入れたりすることもできます。
家賃収入により、継続的な収入も見込めます。
その結果、あなた自身の信用力、特に金融機関からの資金調達力が増すことになります。つまり、不動産投資とは、あなた自身の資産を早く構築し、第三者から見た信用力を高めることができるのです。
信用力とは、お金で買えるものではなく、しっかりと資産を築くことで磨かれるため、資産が資産を生み出す好循環な流れをつくることにつながります。資産を築き信用力が増すことは、万一の時の生活を支える基盤ともなり、老後の豊かな生活を送るためにも大切なポイントと言え、ほとんどの人が気づいていない不動産投資で一番のメリットとも言えるのです。
なぜ早く資産形成ができるのか?
例えば、4,000万円貯金しようとした場合、毎年200万円貯金しても20年必要です。
株などに200万円ずつ投資した場合を考えてみても、4,000万円にするためには、何年必要でしょうか?
上手に値上がり益を手にすることができれば、いち早く4,000万円を手にする可能性もありますが、投資元本割れし、いつまでたってもお金が貯まらない可能性もある「ハイリスク・ハイリターン」の投資ですね。
一方で、自己資金1,000万円、融資4,000万円を受けて5,000万円の不動産を購入する場合を考えてみます。
毎年200万円を貯金した場合は5年間で自己資金1,000万円が貯まります。
そして、融資4,000万円を受けて5,000万円の不動産を手に入れることができます。
つまり、5年で5,000万円の不動産を手に入れることができてしまうのです。
更に、毎年200万円貯金を継続することを考えると、5年ごとに5,000万円の不動産を手に入れることができることになります。
この融資を組み合わせて資産形成ができる方法は、不動産投資の最大のメリットです。
そして、融資は入居者の家賃収入で毎月返済が可能です。
毎年350万円の家賃収入が入ってくるとすると、この家賃収入すべてを4,000万円の融資返済に充当すれば、金利負担なども考慮しても概ね15年前後で融資を全額返済することができます。
自己資金を貯めた5年目以降も毎年200万円貯金をしていれば、15年で3,000万円貯まります。
合計すると、20年で8,000万円の資産を手に入れることになります。
コツコツと200万円貯金して4,000万円貯めるには20年必要となりますが、上記のような不動産投資のケースでは、20年で8,000万円の資産が築けることになります。2倍のスピードで資産形成ができるのです。
また、融資の返済が終了すれば、固定資産税等の諸経費を支払った残りの家賃全額が収益となるので金融資産をより早く増やすことができます。安定経営を行えば、不動産投資には早く資産形成ができるメリットがあります。
不動産は価格が0円になるリスクは極めて低い
株などは価値が0円になるリスクがあるのに対し、土地は市場により価格変動はあるものの、資産として残ります。建物は古くなれば徐々に価格は下がりますが、適切な修繕を行っていれば、継続的な家賃収入が見込める資産です。つまり、不動産とは価値が0円になるリスクは考えにくいのです。
なぜ資産を持つことがメリットなのか?
社会保障制度をはじめとする先行き不安に対し、万一の事態にも対応でき、少しでも安心して暮らせるように準備しておくためには、将来に備えて資産を残しておくことが大切です。
毎月家賃収入が手に入るからと消費してしまうのではなく、貯金する・繰り上げ返済するなどして、早期に融資の返済を心がけることが安定経営にもつながります。
将来に備えて堅実に賃貸経営をすることで、早期に資産形成ができるのです。
資産形成がなされれば、お金では買えない「信用力」が備わります。信用力とは、金融機関から融資を受ける際に重要な与信になります。不動産を担保に資金調達がしやすくなるのです。
つまり、しっかりとした資産背景があれば信用度が高まり、融資額が増えたり、金利が低くなるなど、良い融資条件での資金調達が可能となります。
「資産を持つことの大切さ=信用力」となるのです。
この信用力が備われば、様々な事業展開もしやすくなります。当然、不動産投資による資産形成もしやすくなります。資産が資産を生み出す好循環な流れとなり、資産を保有していることで、万一の事態にも耐えきることができるようになります。
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インフレ対策にも有効
政府と日銀が掲げる消費者物価指数を2%上昇させる「インフレ目標2%」があります。将来的にはもっとインフレになる可能性もあります。
例えば、「缶ジュース1本100円」だったものが、「1本200円」になったとすると、これは「200%」のインフレになったと言えます。言い換えれば、100円では缶ジュースの半分しか買えなくなり、「缶ジュースに対するお金の価値が半分になった」という事です。つまり、インフレとはモノの価値が上がると同時に、お金の価値が下がることです。
インフレでお金の価値が下がるということは、貯金しているお金の実質的な価値が下がるため、あなたがお金を1円も使っていなくても、実質的にお金は減ってしまうことになります。
しかし、不動産投資はインフレ対策にも有効な面があります。
不動産投資で手に入れられる家賃収入や物件価格(不動産価格)については、時間差はあるにせよ、物価水準と連動しているとも言われています。入居者ニーズのある立地であれば、資産価値(価格)や家賃収入が大幅に下落するリスクは考えにくく、時代の物価水準に見合った資産価値(価格)や家賃収入を得ることができます。
一方で、インフレ時における融資(借金)は、目減りしていくことになります。
インフレによって物件(不動産)の資産価値が上がり、借金が実質的に目減りするため、インフレ対策の効果は倍増することになります。
まとめ
不動産投資によるメリットは様々あります。
しかし、ほとんどの人が気づいていないメリットとして、早く資産形成でき、信用力を増すことが考えられます。社会保障制度や将来の先行き不安からも、将来に備えた資産形成を行うために不動産投資を行っているのではないでしょうか?
だとすると、今すぐにお金が必要なのではなく、あくまでも「将来に備えた」投資です。そのためにも、信用力を増しておくことは大きなポイントではないでしょうか?
信用力を増しておくことで、資金調達力が高まります。資金調達力は、不動産投資をはじめ、他の事業を行う上でも非常に重要な要素です。
更に、不動産はインフレにも強い商品の一つと言われています。
現金をはじめとする金融資産だけではなく、ポートフォリオ(分散投資)として不動産への投資も有効な手段です。
ただし、無理な借金をして不動産を購入することは危険です。現在は低金利時代ですが、金利が上昇しだした場合、急激な金利上昇が起こる可能性もあります。金利上昇リスクに備えるためには、計画的な繰上返済が効果的です。返済計画をしっかりと立てておき、少しでも借入額を低減しておくことで、資産形成を早めることと同時に、金利上昇リスクにも対応できるようになります。
将来に備えて資産を築くことには、年金だけに頼らず、老後の豊かな生活を送るためにも大切な備えです。しかし、早く資産形成が可能な不動産投資ですが、当然リスクやデメリットもあります。このリスクやデメリットを十分理解し、許容できる範囲内で不動産投資を行うことが大切です。